岩田自動車 二代目奮闘記 › 大がかりな作業
本日の一曲(BGM代わりにどうぞ)
最近、日本のミュージックシーンで徐々に勢力拡大してるジャンルの1つにK-POPが挙げられますよね。中でもKARAなんかは僕も好きでして結構聴いたりもしてます。そんなKARAが贈る夏らしい元気な曲、go go サマー!。はあ・・・僕も海に行きたい。。
2009年05月16日
大がかりな作業
土曜日の業務も終了です。
明日、尾張旭のお客様に貸す代車の点検も済んだし、引き取りの準備万端です。
明日は遅くても15時までには来てくれってお話なので・・・下道で行くことを考えたら早起きしなきゃね。
さあ、今日は帰ってゆっくりと・・・ゆっくりと・・・ゆっく・・・
・・・
寝る前にちょっとだけ、街に出て来週の英気を養ってきます(笑)
さてさて、うちの職人整備士でいらっしゃる山本さん。。
昨日からいそいそと大がかりな作業に取りかかっていますよ。
何の作業かと申しますと・・・2トンダンプのフレーム交換です。。
厳密に言うと、新しいフレームに現車両の上物を載せると言ったほうが本当なんでしょうかね。
こちらの車両なんですが、フレーム(シャーシとも言う)がバシバシに腐っちゃったんですよね。

フレームは人間でいう「骨」です。
現段階で折れかけていまして・・・大変に危険な状態なのです。
やはりこちらは雪国です。
融雪剤の魔力は相当なものですよ。
整備士の目から見て、この車両のフレームの構造自体に問題があるように見えて仕方がないんですよね。
大体、Cチャンでなくて筒状に覆われていてはねぇ・・・
これじゃ融雪剤がたっぷり含まれた泥が溜まって、中から腐ってくるのは目に見えて分かることです。
親父も「こりゃ造りがおかしいわ」と首を傾げていましたしね。。
このことをメーカに問いただして、後日返ってきた答えが・・・
「整備工場の車検時の整備の仕方がおかしい」
と、紙切れでの回答書が・・・
こらこら。。
喧嘩売ってます??
言ってくれますね~(笑)
そんないい加減な整備を、この岩田自動車がやっていると・・・
そうおっしゃりたいんですね??
それならうちのお客さんの車は、こんな腐りまくった車だらけってことになるでしょうが。
もしそんだけふざけた事をやってるような工場なら、中部運輸局からの表彰も受けれませんって。
こちらの車両はたしかにずっとうちで車検をさせていただいておりましたが・・・
車検時にはフレームにはしっかりと防錆塗装(シャシブラック)の処理はしてきました。
しかし・・・表面からでなしに、中から腐ってくるもんにどう対処すれって言うんですか?
いちいち毎回フレームを切断機か何かでぶった切って中からも塗装をしろと??
無理ですって(涙)
さすがリコールで世間を騒がせたメーカーだけのことはあります。
こんな対応しかできないから不具合も隠ぺいされてきたんだなあと少し納得です。
間違っても次からはうちがこのメーカーの車両をお客様に勧めることはないですけどね。。
誠意ですよね・・・
人の振り見て我が振りなおせ。。。
うちもあらためて気を付けたいことだと思いました。
まあ、メーカにぐざっても何も期待はしてませんし、事も進みませんのでね。
どうするかを考えたところ・・・代替えよりはこちらの方が安く上がるということで、フレーム交換に踏み切ったのです。
運よく、岐阜市内の解体屋さんに同型のフレームが書類付きであるということでしたので、引き取りにトラックで走ってきました。。
だってこれだけデカいとねぇ・・・送ってもらうと送料が高くつきますもんね。

あ、写真の軽トラで行ってきた訳じゃないですからね(笑)
これじゃ積載オーバーですもん・・・。。。
配管も配線もそのまま付いていたのでラッキーでした。。
乗用車と違い、フレームの上の構造は簡単なものですので、作業自体は難しいものでは無いのですが・・・とにかく重いし、でかいので場所を取るしで・・・やっぱ大ごとですよね。。。
でも、そこは自称プロの技術集団「岩田自動車」。。
車という名前が付くものに直せないものなどはありません(笑)
荷台を外し、キャビン(運転台)を外すと・・・

はっきり言って、何の車か分かりません(笑)

まさに大きなプラモデルって言ったところでしょうか。
後は、エンジンとミッションを下ろし。
足回りを外せば・・・
このフレームともおさらばですね。。
来週には作業も完了することでしょう。
そして、このフレームに打刻されている車台番号で新規登録して新しいナンバープレートの交付を受ければ・・・晴れて納車です。。
お客様から見れば書類上は代替えってことになるんですかね。。。
完成したらまた報告しますね。
明日、尾張旭のお客様に貸す代車の点検も済んだし、引き取りの準備万端です。
明日は遅くても15時までには来てくれってお話なので・・・下道で行くことを考えたら早起きしなきゃね。
さあ、今日は帰ってゆっくりと・・・ゆっくりと・・・ゆっく・・・
・・・
寝る前にちょっとだけ、街に出て来週の英気を養ってきます(笑)
さてさて、うちの職人整備士でいらっしゃる山本さん。。
昨日からいそいそと大がかりな作業に取りかかっていますよ。
何の作業かと申しますと・・・2トンダンプのフレーム交換です。。
厳密に言うと、新しいフレームに現車両の上物を載せると言ったほうが本当なんでしょうかね。
こちらの車両なんですが、フレーム(シャーシとも言う)がバシバシに腐っちゃったんですよね。
フレームは人間でいう「骨」です。
現段階で折れかけていまして・・・大変に危険な状態なのです。
やはりこちらは雪国です。
融雪剤の魔力は相当なものですよ。
整備士の目から見て、この車両のフレームの構造自体に問題があるように見えて仕方がないんですよね。
大体、Cチャンでなくて筒状に覆われていてはねぇ・・・
これじゃ融雪剤がたっぷり含まれた泥が溜まって、中から腐ってくるのは目に見えて分かることです。
親父も「こりゃ造りがおかしいわ」と首を傾げていましたしね。。
このことをメーカに問いただして、後日返ってきた答えが・・・
「整備工場の車検時の整備の仕方がおかしい」
と、紙切れでの回答書が・・・
こらこら。。
喧嘩売ってます??
言ってくれますね~(笑)
そんないい加減な整備を、この岩田自動車がやっていると・・・
そうおっしゃりたいんですね??
それならうちのお客さんの車は、こんな腐りまくった車だらけってことになるでしょうが。
もしそんだけふざけた事をやってるような工場なら、中部運輸局からの表彰も受けれませんって。
こちらの車両はたしかにずっとうちで車検をさせていただいておりましたが・・・
車検時にはフレームにはしっかりと防錆塗装(シャシブラック)の処理はしてきました。
しかし・・・表面からでなしに、中から腐ってくるもんにどう対処すれって言うんですか?
いちいち毎回フレームを切断機か何かでぶった切って中からも塗装をしろと??
無理ですって(涙)
さすがリコールで世間を騒がせたメーカーだけのことはあります。
こんな対応しかできないから不具合も隠ぺいされてきたんだなあと少し納得です。
間違っても次からはうちがこのメーカーの車両をお客様に勧めることはないですけどね。。
誠意ですよね・・・
人の振り見て我が振りなおせ。。。
うちもあらためて気を付けたいことだと思いました。
まあ、メーカにぐざっても何も期待はしてませんし、事も進みませんのでね。
どうするかを考えたところ・・・代替えよりはこちらの方が安く上がるということで、フレーム交換に踏み切ったのです。
運よく、岐阜市内の解体屋さんに同型のフレームが書類付きであるということでしたので、引き取りにトラックで走ってきました。。
だってこれだけデカいとねぇ・・・送ってもらうと送料が高くつきますもんね。
あ、写真の軽トラで行ってきた訳じゃないですからね(笑)
これじゃ積載オーバーですもん・・・。。。
配管も配線もそのまま付いていたのでラッキーでした。。
乗用車と違い、フレームの上の構造は簡単なものですので、作業自体は難しいものでは無いのですが・・・とにかく重いし、でかいので場所を取るしで・・・やっぱ大ごとですよね。。。
でも、そこは自称プロの技術集団「岩田自動車」。。
車という名前が付くものに直せないものなどはありません(笑)
荷台を外し、キャビン(運転台)を外すと・・・
はっきり言って、何の車か分かりません(笑)
まさに大きなプラモデルって言ったところでしょうか。
後は、エンジンとミッションを下ろし。
足回りを外せば・・・
このフレームともおさらばですね。。
来週には作業も完了することでしょう。
そして、このフレームに打刻されている車台番号で新規登録して新しいナンバープレートの交付を受ければ・・・晴れて納車です。。
お客様から見れば書類上は代替えってことになるんですかね。。。
完成したらまた報告しますね。
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Posted by 岩田自動車二代目 at 22:21│Comments(1)
この記事へのコメント
なんとも大掛かりなことになってますねー。
他人事と思えないものでねぇ・・・・
そっか、車台番号が変わるから新規登録になるんですね。
他人事と思えないものでねぇ・・・・
そっか、車台番号が変わるから新規登録になるんですね。
Posted by ギブソン
at 2009年05月16日 23:02
